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FlashPlayer10―速ければいいってもんじゃ焼―

困りますね

 


フルスクリーンでアニメーション!


 表示速度は速くなりました。
 というか……
 フレーム落ちがなくなったというのが正しいと思う。
 
 これは多少強引な画面の切り替えも含めてそう。
 
 今までのFlash Playerであれば、フレーム落ちはしても
 フレームを飛ばさなかった。
 
 ところが今度は重いフレームはさっさと飛ばされていまう。
 
 描画速度自体が速くなったかというとそこまででもない。
 切り替わりが速くなっている。
 つまり、描画に時間のかかるフレームは描画完了+フレーム待ち
 分の時間だけ表示されていたのにも関わらず
 今回は描画完了(この時間が余分にかかっているにも関わらず)
 フレーム内で表示切り捨て、という感じだ。
 なぜなら次のフレームは軽いので、描画完了時間が短く
 フレーム時間をフルに使って表示できるからである。
 
 なので、
 ・描画の重い画面
 ・最初のフレーム
 の実表示時間がフレーム内で短くなる。
 
 フル画面でアニメーション見ているとまったくそんな印象だ。
 とても微少な時間だが、溜めて見たい画面が一瞬で切り捨てられてしまう。
 
 今まで(バージョン9までのFlash Player)だったら
 描画完了後フレームを待っていた(結果的に)ので
 実表示時間は確保されていた。
 
 それが今回すっとばされちゃうのである。
 
 これはいい面もあるが困る。
 一つはFlashの表示特性に合わせてアニメーションを作成しているので
 微妙に演出の異なる作品になってしまう。
 
 もう一つは、手の込んだ画面ほど見てる人の認識速度が落ちるのに
 そこをすっとばされてしまうので
 あるいは、その画面を作成するまでのプロセスがすっとばされてしまうので、
 完全にカット処理になってしまう。

 勿論、本来そうあるべきなのだが、Flashは本物の映像とは違う。
 ディスプレイは焦点距離も近いし、画像は完全に切り替わる。
 それを防ぐためにデジタル映像フォーマットは補間フレームというものを入れている。
 今までの Player だと描画後、フレーム待ち時間があったので、
 いきなり完全に画面が切り替わったりせず、視覚を補間してくれていたのである。
 
 また、描画課程が表示されるのもやはり補間フレームと同様の働きをしていた。
 背景を下のレイヤーに置いて、その順に描画させることには
 ちゃんと意味があるのである。
 
 しかし、Player10では多分、この設定はほとんど意味がない。
 
 今まで背景から順番に描画されていたカットは
 恐らくほとんどの場合、完全な画像を一度に入れ替えてる。
 見ているととにかくシーンの始まりやカット代わりが唐突なのである。
 いきなりシーンが飛んだようになっている。
 視覚的に切り替わりの予告がないのだ。
 
 どのみち、カット処理としても切り替えのタイミングが一定ではないので
 重い画像の所では溜めを入れないと見れない。
 (訳が分からない)
 これは不自然なオーサリングになってしまう。
 
 逆にいいのは溜められると困る画面を綺麗に流してくれる所だ。
 こんな画面を作った作者が悪いのだが
 CG作家は意図的にこれを使って間を埋めようとしている。
 よって、本来的にいい映像ではないものをよく見せてしまうのだ。
 だから、「いい」という言葉も適切ではない。
 カットをきちんと作っているアニメーションはテンポ良く流れて気持ちいいのだが
 それもよく見ると紙芝居のような切り替えで薄っぺらい。
 
 人間の目に力感を伝えるためには「残像」が絶対必要なのである。
 そしてアナログと同じ手法の「残像」はデジタルでは明確に像化してしまう。
 
 どうもアニメーションの事より
 エフェクトのスムーズさとかフィルムワークを綺麗に見せるための
 速度アップになってしまってる。
 少しずつ変化する微細な動きに合わせた映像は綺麗に変化が明確と思うが……
 
 まだフルアニメーションなら綺麗に見えると思うが
 それだともはやFlashではなくなり
 作家の負担もとんでもない。
 これで現在英語版のみの CS4 に「8フレームを 24フレームで出力するオプション」
 とかが付いていれば撮影台として使えるのだが、恐らくadobeは何も考えてない。
 (実際には16フレームだが)
 
 どうも最近、このような
 デザインツールとして
 アニメーションとして
 のダウングレードが目についてしまう。
 AS3もローテク過ぎて、プログラマにはともかく作品造りには向かない。
 
 キャラクタが空中で一回転するアニメーションなど。
 作った自分は分かってるからいいものの
 見てる人は分からないかもしれない
 ――フルスクリーンですら見ててそう思った。
 
 「分かってて」見れば綺麗なんだけど……
 これは完全に作った人間の理屈だ。
 少々注意が必要だ。


追記


 負荷状態によっては途中の描画どころか
 フレームごと飛ばされていました。
 平気で中割フレームを飛ばして再生しています。
 
 特にモーションで起こりやすいようですが
 計算上の中間画像情報なので
  描画キャンセルしやすい
  あるいは問題ないと決めつけている(速度低下の方を問題視している)
 からでしょう。
 
 描画を不完全にして、再生速度を稼いでいるということで……
 なりふり構わない仕様ですね。
 
 FlashPlayer10のベータプレビュー表示前に再生停止現象とも
 関係あるかと思います。

 

[ この記事は 2009/1/4 以前に作成されました ]



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参照元

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