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アンチとせめぎあい  

反対のための反対


 企画提案段階で、複数の案をつきあわせ
 せめぎ合いの中からいい物を拾うというのはよくあるパターンですが
 参加者が空気を読んでるので
 アイディアだけ取られないように肝心な部分を出さない、とか
 選ぶ人がおおよそ本命を決めているのでそれ以外から
 いい物が出て来ない、という無駄なプロセスになってしまうことが多いです。
 
 アイディア段階ならともかく
 物が出来てからというのは進行上問題があるような……
 思いつきにのぼせて費用や時間といったリソースを失念している。
 予算は無視、〆切りは守らなくていいならアマチュアだ。
 
 アイディア時点で指摘できないのは
 その人が経験・スキル共に不足していたからですから。
 要するに形にして貰わないと読めなかった、ということです。
 また、思いつきがよくても構成できないような
 思いつきでは使い道がない。
 
 思いつきの度に無駄であることを確認するためフィルムを作らせていたらどうなるか。
 その人の勉強のためなら自分で投資するなりやってみればいいのにと思うのにそうしない。
 全部人にやらせて自分の過ちや未熟さは一切認めようとしないのだ。
 
 簡単なことですが、口先だけなのか形にできるかとでは大きなレベルの落差がある。
 それが分かってる人は簡単に出力しないと思う……。
 
 これを勘違いして雲の上の人を気取ってしまうと
 人間として底の浅さを読まれてしまったり
 信頼を失うことになります。
 
 相手を本気にさせる、という点は外してはいけないでしょう。
 そこにどれだけ気を配っているか。
 自らのステータスや能力を示すことも必要でしょう。
 底を見られたが最後、相手は本気を出してくれません。
 
 ところが、策士策に溺れてる人が多い……
 
 こういう発注を断りたい、と作家が言うとわがままだと批判されやすい。
 しかし、それは他人に媚び生き方に妥協している人のひがみだろう。
 
 なぜなら結果が出ないからだ。
 つまらない物を作ったという実績は命取りになる。
 自分をアピールしたい、という意識は作為となって作品に反映される。
 物作りをしている人間なら、そこに敏感だと思う。
 自分の中の誘惑に厳しい目を向けるだけで精一杯なのに
 外からこんな騒音を持ち込まれては面倒見切れない。
 
 作る側は当然最善をゴールとしているので
 その作家の最善を上回る能力がない場合、
 ただの妨害になってしまう。
 
 手段に溺れて実力差を読み間違えてしまうと
 批判提言マニアにも劣ってしまう。
 もっとも、実力がないから水準も読めないのだが……
 
 体験談や成功の苦労話、サクセスストーリーを最初からあてにして
 無駄弾を撃ち続けるのは、
 ギャンブルにはまって身を持ち崩しているのと同じである。
 見苦しいし、そのような人間性をまき散らしている事を考えていない。
 
 
 意見やアイディアが出てきても
 大抵の場合、返って内容が悪くなってしまう
 形は整って行くが、面白さや感動を段取り良く組み立てても伝わらない。
 反応ではなく筋道、感情ではなく理屈になってしまうからだ。
 こんなものなら、作品を見なくても皆分かっている。
 映像の題材自体が、既に自明のものだからだ。
 
 分かってるものを段取り良く説明されても退屈なだけだ。
 えっ? そんな見方もあったの?
 というコーナーをベストのタイミングできっちり回りきれば
 それ以外は蛇足なのである。
 
 綺麗に作品を整形したいというのは作り手側の自己満足なので
 そんな初歩でひっかかってるような程度の人と組んで
 作品のレベルを下げたくないと思うのは当然だろう。
 少なくとも脚本の世界で段取り芝居という言葉がいい意味で使われることはない。
 
 「餅は餅屋」
 の格言に従う人の方がよほど確実で優秀だと思うのだけど。

 

[ この記事は 2009/4/1 以前に作成されました ]



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